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【東京】あの大学に博物館ができる?大学博物館の広がり

こんにちは、ねこぜです。

 卒論研究のプレ発表に実習、就活とてんやわんやな日常を過ごしております。

 

突然ですが、皆さんは「博物館」と聞くとどのような場所を思い浮かべますか?

 

博物館と聞くと、上記のように壮大で圧倒的な規模を誇るイメージがありますよね。

ただ、必ずしもそんなことはありありません。

 

例えば、大学博物館。

なんと明治大学博物館には、ギロチンやアイアンメイデンといった中世の拷問器具が展示されいています(コワい、、)。

他にも東京大学の自然史博物館や、日本で唯一と言われている早稲田大学の演劇博物館などがあります。

 

 そんな大学博物館ですが、皆さんもご存じの〈あの〉大学が博物館の実現に向けて動き出していることを知りました。

 

 

あの大学にも博物館ができる?

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〈あの〉大学とは、ズバリ法政大学です。

かの有名な大学群、Marchのhを担う難関私立大学ですが、本当に博物館が建つのでしょうか。

「法政大学第一期中期経営計画<2018~2021年度>」にこんな記述がありました。

長期ビジョン(HOSEI2030)に基づき、本学の研究・教育資源の収集、保管、展示を通じて、ブランド価値・発信力の強化と地域・社会への貢献を担う「法政大学ミュージアム(仮称)」を開設する。本ミュージアムでは、本学固有の研究の創出と研究成果・資源の公開、自由度の高い学術研究コラボレーションを促進させ、その成果や資源を自校教育等にも役立てる、「人・地球社会の持続可能性」のための実験型ミュージアムを目指す。
本学は建学以来、「進取の気象」をもって、数多くの‘フロントランナー’を輩出してきた。本ミュージアムは、その歴史を引き継ぎ、地球社会の過去と未来を見据え、豊かで公正な社会を実現するために、分野を超えて学内外を結び付け、本学憲章が指し示す「自由を生き抜くための「実践知」」を生み出す磁場となることが期待される。

 

引用元:法政大学第一期中期経営計画<2018~2021年度> p20

 

 具体的に「いつ、どこに建てるのか?」までは文脈にありませんが、大学側は博物館の実現に向けて動き出しているようですね。

特に最後の一文、「分野と学内を結び付け、本学憲章が指し示す「自由を生き抜くための実践知」を生み出す磁場となることが期待される」が素晴らしいです。

ただハコとして博物館を建てるのではなく、学生や地域のため積極的に活用しようという大学側の決意が読み取れます。

 

 ここからはさらに深堀りして、法政ミュージアムのイメージを膨らませていきましょう。 

どんな大学博物館になる?2つの観点から考えてみる

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 本章では、以下に挙げる2つの観点からイメージを膨らませます。

  • 建学の精神
  • 組織・運営(博物館職員について)

 

それでは、項目ごとに見ていきましょう。

建学の精神

まずは、建学の精神から。

「建学の精神って何?」となった方は、よろしければ以下記事を参照してみてください。

参考>>建学の精神を考える!

 

法政大学では、建学の精神ではなく「本学の使命」と名付けられています。

詳細を下記に一部抜粋します。

…(中略)次の3つのミッションを掲げ、新しい時代のための本学の使命を明確に定めた。
・ミッション1

本学の使命は、建学以来培われてきた「自由と進歩」の精神と公正な判断力をもって、主体的、自立的かつ創造的に、新しい時代を構築する市民を育てることである。
・ミッション2

本学の使命は、学問の自由に基づき、真理の探究と「進取の気象」によって、学術の発展に寄与することである。
・ミッション3

本学の使命は、激動する21 世紀の多様な課題を解決し、「持続可能な地球社会の構築」に貢献することである。

 

引用元:法政大学第一期中期経営計画<2018~2021年度> p1

 なるほど、大きく分けて3つのミッションがあるのですね。

どのミッションも大学の示す方向性が明確に定められており、納得させられてしまいました。

 

実は、博物館にも「博物館の理念(使命)」なるものがあります。

全ての館が定めているわけではありませんが、僕自身、博物館の見学レポートを書く際は必ず一読しています。

参考までに、国立科学博物館の使命を以下に貼りました。ぜひ参照してしてみてください。

参考>>国立科学博物館の役割

 

仮に法政大学ミュージアム(仮称)でも「博物館の理念(使命)」を定めるとすると、先ほど抜粋した「本学の使命」がそのまま使えるのではないでしょうか。

本歌取りにはなってしまいますが、大学と博物館で一体感があり非常によいと思います。

組織・運営

次は、組織・運営的な観点から。

中長期計画、組織マネジメントの項目には以下のような記載があります。

 

教学の企画機能を有する組織の設置を検討する。その際、IR、大学評価、付属校連携、教学企画等の情報共有も重要な要素として捉え、さらに社会連携を包括したものであることの必要性も考慮する。具体的な組織のあり方については、会議体を設置し議論する。

 

引用元:法政大学第一期中期経営計画<2018~2021年度> p23

 

「教学の企画機能を有する組織の設置を検討する」と言及されています。

詳細は分かりませんが、教学、つまり教育と学問に関する企画を専門とする組織だと考えられます。

 

この組織に、博物館職員(学芸員)を組み込むことはできないでしょうか?

 

なぜなら、「企画」するのは博物館の得意分野だからです。

例えば、企画展。

博物館では所蔵コレクションを展示する常設展に加え、年に数回開催される企画展があります。

この企画展は、博物館職員(学芸員)が企画を行っています。

まさに、博物館職員は企画のプロと呼べるでしょう。

 

以上、2つの観点より想定を行いました。

まとめ

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それでは、本日の内容をまとめます。

 

本日のまとめ

  • 法政大学が自前の博物館、法政ミュージアム(仮称)の実現を検討
  • 「自由を生き抜くための実践知」を生み出す磁場となることの期待を込めている

 

今後の動向は要チェックですね。

 

今回の内容は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!!